※広告を含みます/実際に使った感想です
ハタヤの「出ちゃい缶バケツ」を、庭と裏庭に1つずつ置いた。これまで蚊対策をいろいろ試してきたが、いちばん効いた買い物だったと思う。毎年、蚊よけスプレーを何本も買い替えていたのが、今年はまだ1本も買っていない。
うちは自然が豊かなところが気に入っている。ただ、唯一どうにもならなかったのが蚊だった。5月後半から10月までは、庭でゆっくりするのが難しい。蚊取り線香を焚いても、虫除けスプレーを塗っても、結局あちこち刺されて、庭に出なくなっていた。
いま思えば、ずっと対症療法だけをやっていた。飛んでいる蚊をビリビリラケットで追いかけたり、ブラックライト吸い込みファンを夜通し回したり、蚊取り線香や忌避スプレーをまいたりするばかりで、「そもそも増やさない」という予防の発想が、すっぽり抜けていたのだ。
出ちゃい缶は、その予防に効く。仕組みはこうだ。蚊は黒くて水のあるところに卵を産みにくる。その習性を利用して、黒いバケツにわざと水を張って産ませる。中の網で、かえったボウフラは外に出られず、そのまま死ぬ。だから、放置してもここから新しい蚊が湧くことはない。ただの放置バケツとは逆だ。
どれくらい予防になるのか、ざっくり計算してみた
予防がなぜ効くのか、数で見るとわかりやすい。
庭に成虫が10匹いるとする。半分の5匹がメスで、メスは1回に100個ほど卵を産む。これで500個。夏なら10日ほどで成虫になる。かなり控えめに見て、その2割しか生き残らないとしても、約100匹。
10匹が、2週間ほどで100匹。その100匹がまた産んで、次は1,000匹。さらに1万匹。6月から10月まで、これが何世代も繰り返される。蚊が「気づいたら大量にいる」のは、これが理由だ。
ここで効くのが予防だ。対症療法は、すでに飛んでいる1匹を減らす。予防は、その1匹が産むはずだった数百匹を、まとめて止める。元を断つほうが、効率は段違いにいい。私が今年これだけ効果を感じているのも、たぶんここだと思う。ちなみにヤブ蚊は活動範囲が100mほどとのことで、家の周りの蚊を減らす意味は大きいはず。
(もちろん、これはざっくりした試算で、実際の数は環境で大きく変わる。それでも、対症療法より予防に回す意味は伝わると思う。)
1個だと足りなかった。うちは2か所に置いている
置き方でひとつ。うちは庭と裏庭に、1個ずつ置いている。
最初は1個でいけると思っていたのだけど、1個がカバーできる範囲はそれほど広くない。取説でも、目安は5〜6メートル四方に1個で、広い庭なら複数置くのがすすめられている。実際、1個だけのときより、2か所に分けてからのほうが手応えがあった。家の周りの緑をぐるっと囲うように置くと、効いてる気がする。なお、これは戸建ての話で、うちのように草木が多い家ほど効く。
サイズは、一番大きいのにした
出ちゃい缶はサイズがいくつかある。うちは一番大きいバケツタイプにした。理由は水の補充で、結果としてこれが正解だった。
水が蒸発して網が出てしまうと、産卵されなくなる。だから本当はこまめに水を足したほうがいい。ただ大きいタイプは、水位が下がると網のカバーが上下する作りになっていて、補充の回数がかなり少なくて済む。私は面倒くさがりなので、ここは大きいのにして助かった。
死骸のことと、薬剤を足したこと
地味に大事だったのがここ。中で蚊が死ぬので、放っておくと死骸が溜まる。水を替えるとき、これがけっこうこたえる。
うちは水にフマキラーの「ボウフラ退治」を入れている。足してからは死骸がほとんど見当たらなくなって、水替えの嫌な感じが消えた。続けられているのは、たぶんこれのおかげだ。
ただ、この缶は本来「薬剤も電気も使わない」のが売りらしい。ボウフラが気にならない人は缶だけで使えばいいと思う。私はどうしても死骸を見るのが苦手で、足すことにした。
画像の「フマキラー ボウフラ退治」はすでに販売中止のようです。同じ成分の代替商品のリンクを下に貼っておきました。


いちばんよかったのは、デッキに出られるようになったこと
蚊を退治しようとするのをやめて、湧く場所を一か所に集める。それだけで、夏の不快がひとつ減った。
地味にうれしかったのは、ウッドデッキを使うようになったことだ。せっかく作ったのに、蚊がうるさくて結局ほとんど出ていなかった。完全に宝の持ち腐れだった。それが今年は、夕方に出ても刺されないので、自然とそこで過ごす時間が増えた。6月から10月まで庭に出られなかった去年までを思うと、これがいちばん大きい。蚊がいない庭は、ちゃんと居場所になる。もっと早くから買っていればよかったとまじで後悔しています。
みんなは夏の蚊、どうやって乗り切っているんだろう。もっといい手があるなら、普通に知りたい。
