※広告を含みます/実際に使った感想です
我が家の冷蔵庫に、ある日からひとつ、増えたものがある。
正直に書くと、なくても困らない。暮らしの悩みが解決するわけでも、家事がラクになるわけでもない。それでも、買ってよかった。今年いちばん、しょうもないのに、子どもがいちばん喜んだ買い物になるかもしれない。
ある日、何も言わずに冷蔵庫の扉へ、ぺたっと貼っておいた。先に気づいたのは下の子で、「ねえ、これ何!?」からはじまって、気づけば家族みんなが寄ってきて、ひとしきり大騒ぎ。たかが、冷蔵庫に増えた小さなひとつで、ここまで盛り上がるとは思っていなかった。
輪ゴムが、巣になる
冷蔵庫にすんでいるのは、小鳥が一羽。biite(ビッテ)の「トリの巣 輪ゴムホルダー」、シマエナガ。
このトリ、輪ゴムをかけると巣になる。ゴムを一本、また一本とかけていくと、小鳥が巣のなかでちょこんと休んでいるように見えてくる。ゴムが増えるほど、巣がふくらむ。
これ以上の用途は、ない。なんて潔いのでしょう。でも、輪ゴムを足すのがちょっと楽しい。「巣を盛る」という、これまでの人生になかった行為が、地味にくせになる。
マグネット内蔵なので、冷蔵庫でもマグネットボードでも、磁石がつく面ならどこでもくっつく。
あ、輪ゴムは別売りっす。


使うたびに、ちょっと癒される
で、ここがいちばん書きたいところ。
輪ゴムなんて、うちでも1日に数回も使わない。でも、たまに冷蔵庫のトリに手をのばすたび、ちょっと癒される。この「ちょっと」が、思っていたより小さくない。地味だけど、毎日くりかえすものほど、小さな差が効いてくる。
最近思うのは、暮らしって、役に立つものだけで固めなくてもいい、ということ。好きなものがまたひとつ増えて、好きなものに囲まれる生活に、一歩だけ近づいた気がする。トリ一羽でおおげさな、とは自分でも思うけれど。
弱点らしい弱点は、正直みつからない。しいて言えば、輪ゴム置き場としてはちょっと高い。ゴムをかけるだけのものに、と一瞬ためらう値段ではある。あと、巣を盛りすぎるとゴムがぽろっと落ちることがあるらしい。勢いよく扉を開け閉めする冷蔵庫だと落ちやすい、という声も見かけた。とはいえ、これは欠点というより、巣作りがちょっと下手な小鳥、くらいの愛嬌だと思っている。
シマエナガ以外にも、仲間がいる
うちはシマエナガにしたけれど、種類はぜんぶで6種あるらしい。つぎ仲間入りするとしたらスズメかな。
家族それぞれの「推し」で並べるのも良し。複数いると、巣が増えてにぎやかになる。
さらに、同じトリの巣シリーズには、鍵をかけるキーフック版や、クリップ用のクリップホルダー版もある。輪ゴムは使わないけど玄関に小鳥は欲しい、という人はキーフックが合うかもしれない。
便利でもなんでもないのに、なぜか毎日ちょっと幸せにしてくれるもの。あなたの家にも、ひとつくらい、ありませんか。
